珈琲豆の世界 その2 ブルーマウンテン

珈琲豆の世界

高級珈琲の代名詞ブルーマウンテン

ブルーマウンテンとは、ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈の標高800~1200mで

栽培されているコーヒー豆の品種です。

ジャマイカで生産されるコーヒーのうちごく一部の産地のものがブルーマウンテンとブランド付けられています。
その中でもさらにランク付けがなされています。

高級な順から「No.1」「No.2」「No.3」「ピーベリー」「トライアージ」と等級が付いてます。

ピーベリーまでの等級のブルーマウンテンは、輸送時に樽に詰めて運ばれます。

ブルーマウンテン・エリアはブルーマウンテン山脈の標高800~1,200mにあります。1953年ジャマイカ政府は法律によって、このエリアと他のエリアとの間にはっきり境界線を引くと同時に、ブルーマウンテンの名称は、ブルーマウンテン・エリア以外で生産されたコーヒーに使用してはならないと定めました。従って、この選ばれた地区でできたものだけがブルーマウンテンコーヒーと呼べるのです。

ブルーマウンテンに付いて

ブルーマウンテン公式HPより

コロンブスが1494年に発見したカリブ海に浮かぶ小さな島国ジャマイカ-この島国こそブルーマウンテンコーヒーの故郷なのです。

国名は先住民族のアラワクインディアンが“Xaymaca”(ザイマカ)[森と水の大地]と呼んでいたことに由来します。

面積は秋田県ほどで、海抜2,256mの最高峰ブルーマウンテンピークを中心に東西に山脈が走り、島全体が深い緑に包まれ、その美しい風光から“アンティル諸島の女王”といわれます。北海岸にはモンティゴベイ、オチョリオス、ポートアントニオなどの世界有数のリゾートが点在し、多くの観光客が海外から訪れます。カリブの太陽と豊かな自然に暮らすジャマイカ人は人懐っこく明るい人ばかり。レゲエミュージックに合わせていつも陽気なステップを踏んでいます。公用語は英語ですが、庶民は「ヤーマン=はーい」「ジャー=神様」などパトワ語といった独特の言語を話します。

なんだかんだ言っても日本人にとってブルーマウンテンは高級な珈琲の代名詞です。

たまには贅沢な気持ちでブルマンを楽しみましょう。

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